動作基板と非動作基板
プリント基板設計の過程で発生する様々な不具合は度々発生しますが、過去に類似した問題を解決したケースも多々あります。
しかし、設計者が異なれば、まったく新しい経験という事も多く、意外と多大な時間をかけて修正しているのです。 会社の中には、過去に設計されたデータはサーバーに山のようにいろいろなバージョンが格納されていますので、その中から、類似した問題を解決できたものを探し出し、レビジョン比較することで、他の設計者が対応したデータでも簡単にどういう変更が行なわれたかを見ることができます。
新旧ファイルを読み込むと自動で差分を抽出し、差分一覧表を自動作成します。 上下に対比表示することもできます。 |
PCB-回路図-部品表の3点照合
プリント基板設計時に発生する、調達部品表との差を発見するために3点照合ということが行なわれることがあります。
これを容易に行なうことができます。 通常は、リストベースで行ないますが、PollExでは、グラフィックと連動させ、より視覚をリンクさせて、発見後の対応を迅速に行なうことが出来ます。 |
読込み可能なCADソフト一覧
----PCB----
メンターグラフィックス(MentorGraphics)
PADS PowerPCB
Expedition
ケーデンス(Cadence) Allegro
PCAD Accel/Alltium Designer
PWS 一般 (Gerber) 274X, 274D, Aperture, (Square)Hole (GENCAD) ASCIIフォーマット
----回路図----
図研(Zuken) System Designer
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NL版のインストールの注意事項
ノードロック版のインストールの際に注意していただきたい点は、プログラムのインストール先と同じフォルダに、ライセンスファイルとライセンスプログラムが入っている必要があります。
プログラムを違う場所にインストールする際には注意してください。 |
大きなファイルを開く際の起動を高速化するには?
部品数の多い基板などを表示させる場合、最初の表示までに時間がかかることがあります。
大規模基板を見ることが多い場合、初期設定で以下の設定にしておくと、起動が早くなります。 ファイル→ユーザ設定保存・読込
一般
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Design For Manufacturing
プリント基板設計においては、主に電気的特性の検証と製造性の検証を設計段階でどれだけ検討することができるかが、最終的な製品の完成までの時間を大きく左右することになります。 現在の設計手法では、それぞれのフェーズの終了前後に次の過程の為の検証に取り掛かるといったポスト検証が多用されています。 設計段階に簡単に製造性のチェックを設計者が自由に行なうことができれば、設計の出戻りといったイタレーションを低減でき、結果的に無駄な作業を減らすことになるので効率がアップします。 つまり、製造現場に近い生産技術部門において、製造ラインで流せる仕様のルールを細かく規定し、設計現場で容易に製造性検証ができる環境を用意し、基板設計段階のいつでも多くの人にデザインレビューとしての検証が行なえる環境を整えることです。 最近は、業務の細分化が進み、現在の業務以外の部門の実務を知らないというケースも増加しており、ノウハウの共有、利用が経験者に集中していることも要因です。そういった分業化の中でシステム的にそのノウハウを有効に活用できる環境が求められています。 "CADの中にチェック機能があるから大丈夫?” 確かに最近のPCB CADでは、複雑なルールを設定できるツールも出て来ています。ただそのツールでしかチェックが出来ないという点が課題になります。 |
プリント基板の電気的検証
プリント基板の動作の上で欠かせないのが電気的検証です。
このような、配線パターン設計中にGNDプレーンとの関係により、ノイズが発生する可能性のあるクリティカルシグナルに対して違反をしているものを簡単に見つけることが出来ます。 基板設計中に早めに検出ができれば、設計の出戻りを防ぐことが出来ます。 また任意の信号間の配線経路を3Dで確認できます。 検証に必要な情報の提供 本ツールには、様々なレポート機能があり、その情報を参考にグラフィックスと見比べながら原因を推察する環境を提供します。 ネットアナライザ(Net Analyzer) 選択したネットの各層毎の区間配線長、配線幅、分岐点自動判別しながらEXCELにリスト出力します。
ネットトポロジービュー(Net Topology View) (Option機能)
ネット配線長リスト |
信号ノイズが発生。原因は?
プリント基板の試作後の検証時に、信号にノイズが載っていて、その原因調査に時間がかかった経験はありませんか?
例えば、ノイズが載っている配線の隣接配線から影響を受けているような場合、プリント基板のパターンを追っかけて隣の信号名を突き止める必要があります。 一見、簡単そうに感じますが、実際は、図面やCADを利用してセグメント毎ズームしてリクエストして探していく作業を延々と続けていく事になります。 こればかりは、回路図をいくら見ていても判らない検証です。 PollExでは、ある指定距離以内に隣接する信号名を層を越えて自動探索し、リストする機能を備えています。
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便利な機能(結合ネット)
設計変更などで、既に設計済みのプリント基板に対して、回路変更が入った場合など、何が変わっているのかを把握するのは、設計変更連絡書などで記述されていますが、実際の回路図内でどう変わっているのかを見るには、新旧の図面を比較する必要がありました。
PollEx CrossProbeにおいても、このような設計者からの要求についていろいろ検討して機能を付加しています。 2つの回路データを指定して、比較を実行すると、差分リストが左側に表示されます。 基板-基板比較と異なり、回路図は論理的な接続図であり、物理的な比較が難しいため、片方の図面と同じ位置をシンクロ表示する機能を作成しています。 これにより、回路周辺の変更点にたどり着くことが容易になると思います。 |
回路図の変更内容の把握
設計変更などで、既に設計済みのプリント基板に対して、回路変更が入った場合など、何が変わっているのかを把握するのは、設計変更連絡書などで記述されていますが、実際の回路図内でどう変わっているのかを見るには、新旧の図面を比較する必要がありました。
PollEx CrossProbeにおいても、このような設計者からの要求についていろいろ検討して機能を付加しています。 2つの回路データを指定して、比較を実行すると、差分リストが左側に表示されます。 基板-基板比較と異なり、回路図は論理的な接続図であり、物理的な比較が難しいため、片方の図面と同じ位置をシンクロ表示する機能を作成しています。 これにより、回路周辺の変更点にたどり着くことが容易になると思います。 |
ショートカット活用法
PollExには、頻繁に使うコマンドにはショートカットが用意されています。
メニューバーのヘルプから、ショートカット一覧を選択するといつでも表示できます。
<PCB> CrossProbe
クロスプローブはマルチウィンドウをクロスプローブウィンドウ(左に表示されるウィンドウ)が制御します。
<同種比較時> |
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